2009年 09月 28日
ときどき思い出す同室の彼女
オペをした後 2日間ICU、その後移った病室で 数日後に入ってきた同病の彼女は、日本に嫁いで間もない韓国人だった。言葉も通じない異国の地で 病に倒れ 手術とは どれほど不安だったろう。
夜になると彼女はベットを抜け出してどこかへいった。それも何度も・・。
朝がきて 私が尋ねると 「こわい ねむれない」と言った。それはそうだろう。みんな同じ・・とはいえ、彼女にとっては異国。私は持ってきていたアメリカのドリームキャッチャーを渡した。「いい夢がみれるかも・・」と。
翌日、同室者に笑顔でみかんを配っていた。
退院してから 彼女には会ってない。あれから7年・・彼女もがんばっていてほしい
受診の度に 私は彼女をさがしている
by akemi-karko
| 2009-09-28 09:52
| がんのこと