お山の秋

金子みすずの詩に「秋のおたより　」という詩がある
山から町へのお便りは　
「柿の実　栗の実　熟（う）れ侯　
ひよどり　つぐみ　啼き侯　
お山はまつりになり侯」　
町から山へのお便りは　
「燕がみんな　去（い）に侯　
柳の葉っぱが散り侯　
さむく　さみしくなり侯」
　
毎日目にしている詩だ

夜勤明けの昨夕は　遥々沼津から友人が会いに来てくれた
温かい梅おろしそばと玉ねぎとシイタケの煮物で一緒に夕食
楽しい２時間を過ごし　彼女は真っ暗な道を帰って行った