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月あかりの産屋

シャンプレーン湖とニューブリッジ

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午前4時 夫が義父の病床で声を殺して泣くを見守る

夫の手と 旅立つ義父の手を握り コネクションにと 神にぞ祈る

すっきりと 何も残さぬ引き際を 見習いたいと
喪に服す日々

生前の痕跡 ひとつまたひとつ 消しゆく遺品の整理は厳し

グッジョブと 果たして父は言ってくれるか 墓にむかいて呟いている

日本を 出る前編みしマフラーを 柩に残し ニューアークにいる

いつまでも 記憶と心に留めおく 身体なくとも 声聞けぬども

左手に 形見の時計収まりて 無言で私をプロテクトする

もういない わかっていても 寝室を覗いて探す亡き父の気配
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by akemi-karko | 2011-12-21 07:03 | 日記風即興短歌 | Comments(0)

いつも二つの魂にそっと寄り添う産婆でありたい・・それだけを思ってお産を見つめてきました。
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