2008年 10月 16日
あけび

あけび・・あけみに似ているから覚えている。幼い頃、山の麓に住む頴一叔父さんが”これが あけびだぞ”と食べさせてくれた。生まれて2度目のあけびだ。朝市で見つけた。やわらかな甘さが、口の中に広がる。はい、召し上がれと云わんばかりに真っ二つに気前よく種をみせる。
小三治のビデオを朝5時に起きて観た。昔から何となく小三治が好きだった。記憶にある小三治は50代の小三治。68歳の小三治に会った・・何となく好きだった理由が自分でわかった気がする。「今日、もっているもので勝負する」この言葉に共感した。編集長からあまり面白くはなかったよと手渡されたダビング。とんでもない。私は何度でも見直したい内容だった。やはり必ず会いに行こうと決めた。
母校である県立榛原高校に、在学中5代目小さんが剣道の稽古をつけによく来ていた。バスケの部活の合間に剣道場から覗いた覚えがある。あの人が小さんか・・と。新宿末広亭で小さんの落語を聴いた。笑わなかった。面白くはなかったから。
小三治の師匠が小さんだと知ったのは、大分後になってからだ。落語通でもない。画面に写る小三治の顔、誰かに似ている・・そうだ・・小泉元首相だ。目がそっくりだと思った。
岐路・・時々立ち止まる。もう1年近く立ち止まっている。中学3年の講演依頼が続く。迷いながらも、やりましょうか・・と引き受けている自分がいる。どう動くか、そのきっかけを探している。
by akemi-karko
| 2008-10-16 07:25



